AI初心者におすすめはGemini!迷わず選ぶべき3つの理由

AI入門

AIを活用したビジネスの効率化をサポートしているナオキです。日頃、個人事業主の方や中小企業の経営者様から、業務改善に関するご相談をいただく中で、最近特に増えてきた質問があります。それは、「AIサービスってたくさんあるけど、結局どれを使えばいいの?」というものです。

確かに、ChatGPT、Claude、そしてGoogleのGeminiなど、高性能なAIが次々と登場し、選択肢が多すぎて迷ってしまうのも無理はありません。それぞれに特徴があり、「文章を作るならこのAIが良い」「分析ならこっち」といった情報も飛び交っています。

そこで今日は、もしあなたが「AIサービスを一つだけ選んで始めるなら?」と聞かれた場合、私がなぜ迷わずGoogleのGeminiをおすすめするのか、その理由を具体的にお話ししたいと思います。AI活用の第一歩を、どこから踏み出せば良いか悩んでいるあなたの、ヒントになれば幸いです。

AI戦国時代、選択肢が多すぎませんか?

まずは、現在主流となっている対話型AIの選択肢を少しだけ整理してみましょう。これらのAIの頭脳にあたる部分を、専門用語でLLMと呼びます。

代表的なものには、AIブームの火付け役となったOpenAI社の「ChatGPT」、自然で丁寧な文章生成が得意とされるAnthropic社の「Claude」、そしてGoogleが開発した「Gemini」があります。

これらはどれも非常に優秀で、正直なところ、基本的な性能に大きな優劣があるわけではありません。しかし、「Claudeは長文の要約や作成が得意」「ChatGPTはプラグインが豊富で拡張性が高い」といった特徴が語られることも多く、そうした情報が、かえって初心者の方を混乱させてしまう原因になっているように感じます。

「自分のビジネスには、一体どれが一番合っているんだろう?」
「多機能すぎても使いこなせるか不安だ…」

そんな風に感じて、なかなか導入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。だからこそ私は、まず一つのツールをじっくり使ってみることをおすすめしたいのです。そして、その最初のパートナーとして、Geminiは最適な選択だと考えています。

なぜ私がGeminiを一押しするのか

では、具体的に私がGeminiをおすすめする理由を3つのポイントに絞って解説します。それは、特定の機能が突出して優れているというより、日々の業務に最も「溶け込みやすい」AIだからです。

理由その① Googleサービスとの連携がとにかく強力

個人事業主や中小企業の多くの方が、普段の業務でGoogleのサービスを利用しているのではないでしょうか。Gmailでのメール対応、Googleドキュメントでの資料作成、スプレッドシートでの売上管理、そしてGoogleドライブでのファイル共有など、私たちの仕事はGoogleのツールと密接に結びついています。

Geminiの最大の強みは、まさにこの点にあります。同じGoogleが開発しているため、これらのサービスとの連携が非常にスムーズなのです。

例えば、先日私が体験したことですが、Gmailに溜まっていた数十件のクライアントからの問い合わせメールがありました。これを1件1件確認して内容を整理するのは、なかなかの手間です。そこで私はGeminiに「このフォルダにある未読メールを要約して、問い合わせ内容とクライアント名をスプレッドシートにまとめて」とお願いしました。すると、ものの数分で、手作業なら1時間はかかっていたであろう作業が完了してしまったのです。

このように、普段使っているツールの延長線上で、AIの力を借りることができる。わざわざ新しいツールを立ち上げて、情報をコピペするといった手間が必要ないのです。この「いつもの仕事場」でそのまま使える手軽さこそが、業務効率化を継続する上で最も重要なポイントだと私は考えています。

理由その② 最新情報へのアクセス能力

ビジネスの世界では、情報の鮮度が命です。新しい補助金の情報、市場のトレンド、競合他社の動向など、常に最新の情報をキャッチアップしておく必要があります。

Geminiは、Google検索の技術と直結しているため、リアルタイムの情報を元にした回答を得意としています。例えば、「中小企業向けの最新IT導入補助金について教えて」と聞けば、現時点で公募されている情報を探し出し、分かりやすくまとめてくれます。

他のAIの中には、少し前の情報までしか学習していないものもあり、「その情報は2023年までのものです」といった回答が返ってくることも少なくありません。もちろん、それらのAIも進化を続けていますが、情報の正確性と鮮度という点において、Google検索という巨大なデータベースを背景に持つGeminiには、大きなアドバンテージがあります。

理由その③ バランスに優れた万能選手

AIに何をさせたいですか?と聞くと、返ってくる答えは人それぞれです。ブログ記事のアイデア出し、SNS投稿文の作成、会議の議事録の要約、顧客データの分析、簡単なプログラムコードの作成など、本当に多岐にわたります。

Geminiは、こうした幅広いニーズにバランス良く応えてくれる「万能選手」です。文章作成も得意ですし、データ分析のサポートもできます。何か特定の分野に特化したAIも魅力的ですが、AI初心者がまず導入するなら、様々な業務を幅広く手伝ってくれるアシスタントのような存在が理想的ではないでしょうか。

あれもこれもと複数のAIツールを使い分けるのは、慣れてからでも遅くありません。まずはGeminiという頼れるパートナーを一人雇うような感覚で、色々な仕事を任せてみる。そうするうちに、「自分のビジネスでは、AIをこんな風に使えるんだ」という具体的な活用イメージが湧いてくるはずです。

まずは一つのAIを使いこなしてみよう

ここまで読んで、「でも、やっぱりChatGPTの方が有名だし、性能も高いんじゃないの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、ChatGPTが素晴らしいAIであることは間違いありません。AIの可能性を世界に知らしめた、偉大なサービスです。

しかし、私が重要視しているのは、ツールの最高性能ではなく、「いかに日々の業務に定着させられるか」という点です。どんなに高性能な専門機材も、使い方が難しくて棚にしまわれたままでは意味がありません。それよりも、いつも手元にあって、気軽に使える多機能なツールの方が、結果的に私たちの仕事を助けてくれる場面は多いはずです。

AIは、何か特別な目的のために使う専門ツールというよりも、電卓や辞書のように、日常業務で当たり前に使う文房具のような存在になっていくと私は考えています。その意味で、Googleサービスと連携し、私たちの仕事環境に自然と入り込んでくるGeminiは、まさにこれからの時代のスタンダードになり得るAIなのです。

もしあなたがAI導入で迷っているなら、まずは難しく考えず、GoogleのGeminiから始めてみてください。そして、あなた自身の仕事を、どのように手伝ってくれるか試してみてほしいのです。きっと、想像以上の便利さと可能性に驚くはずです。

AI活用の第一歩は、完璧なツールを探すことではなく、まず一つのツールと向き合い、使いこなしてみることから始めてみませんか?

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岡田 直記 プロフィール写真

監修者:岡田 直記

AIコンサルント / 「ナオキのAI研究所」所長

企業のAI活用を支援するAIコンサルタント。セミナーや法人研修、個人指導などを通じ、これまでに延べ100名以上へAI活用の指導実績を持つ。現在は、主に中小企業を対象としたAI顧問として、業務効率化や生産性向上を実現するための戦略立案からツール導入までをサポート。また、個人向けには月額制の「AI家庭教師」サービスを展開し、実践的なAIスキルの習得を支援している。

自身の「元大手営業マンでスキル0から独立した」という異色の経歴を活かし、ビジネスの現場目線と最新のAI知識を組み合わせた、具体的で分かりやすい解説が強み。AI技術がもたらす未来の可能性を、一人でも多くの人に届けることを mission としている。

 

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