プログラマー30億人時代が来る?AIが示す未来とは

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AIを活用したビジネスの効率化をサポートしているフリーランスのナオキです。いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

個人事業主や中小企業の経営者とお話ししていると、「AIってすごいらしいけど、うちのビジネスにどう活かせるのかピンとこない」という声をよく耳にします。しかし、もしプログラミングという専門スキルが、まるでスマートフォンのアプリを使うように身近なものになったとしたら、どうでしょうか。

今回は、そんな未来がすぐそこまで来ていることを感じさせる、非常に興味深いニュースについてお話ししたいと思います。皆さんのビジネスの可能性を大きく広げるヒントが隠されているかもしれません。

AIが予測する「プログラマー30億人時代」とは

先日、ChatGPTを開発したOpenAIの幹部が、驚くべき未来予測を語りました。それは、「AIの進化によって、プログラマーの数が現在の3000万人から、いずれ3億人、さらには30億人にまで増える可能性がある」というものです。

30億人というと、世界人口の3分の1以上です。これは一体どういうことなのでしょうか。

専門家だけのスキルではなくなる未来

この予測の背景にあるのは、「AIによるプログラミング支援」という技術の急速な普及です。

これまでのプログラミングは、専門的な言語を学び、複雑なルールを覚えなければならない、いわば「専門職の聖域」でした。しかし、AIがこの状況を根本から変えようとしています。

簡単に言うと、私たちが日本語で「こんな機能を持つアプリが欲しい」とAIに伝えるだけで、AIがその指示を理解し、必要なプログラムのコードを自動で書き出してくれるようになるのです。まるで、外国語が話せなくても、高性能な翻訳機があれば現地の人とコミュニケーションが取れるようなものです。

つまり、プログラミングは一部の専門家だけが持つ特殊スキルではなく、誰もがアイデアを形にするために使える「ごく普通のツール」になっていく。これが、プログラマーが爆発的に増えると予測される理由です。

なぜ今、プログラミングが重要なのか

OpenAIの幹部は、プログラミングを「何でもできる力」と表現しました。これは決して大げさな話ではありません。

私たちの周りにある便利なサービス、例えばスマートフォンのアプリやウェブサイト、社内で使う業務システムなどは、すべてプログラミングによって作られています。つまり、プログラミングとは、頭の中にある「こうなったら便利だな」というアイデアに、具体的な形を与えるための技術なのです。

自分のビジネスにぴったり合った顧客管理ツールを作ったり、面倒な事務作業を自動化する小さなプログラムを組んだり、新しいサービスの試作品を素早く開発したり。こうしたことが自在にできれば、ビジネスの成長スピードは格段に上がるはずです。AIは、その「何でもできる力」を、私たち全員に与えてくれようとしているのです。

AIアシスタントがあなたの「右腕」になる

では、具体的に私たちの仕事はどのように変わっていくのでしょうか。「AIがプログラムを書いてくれる」と言われても、まだ実感が湧かないかもしれません。もう少し身近な例で考えてみましょう。

具体的にできるようになること

例えば、あなたが小さな雑貨店のオーナーだとします。日々の業務の中で、こんな「あったらいいな」を感じたことはないでしょうか。

「毎日の売上データを自動で集計して、どの商品が人気なのか一目でわかるレポートを作ってほしい」
「お客様の誕生日が近づいたら、自動で割引クーポン付きのメールを送る仕組みが欲しい」
「インスタグラムに投稿した写真から、自動でオンラインショップの商品ページへのリンクを作成したい」

これまでは、こうした仕組みを実現するには専門の業者に依頼する必要があり、多額の費用と時間がかかりました。しかし、AIプログラミング支援が普及した未来では、あなたがAIアシスタントに日本語でこうお願いするだけで、解決策が手に入るようになるかもしれません。

「毎朝9時に、昨日の売上トップ5の商品リストをチャットに送るプログラムを作って」

こんな簡単な指示で、あなたのビジネス専用の小さなツールが生まれる。そんな時代がすぐそこまで来ているのです。

私自身の体験から

実は私自身も、この変化の波を日々実感しています。私はお客様のCRM導入支援などでプログラムのコードに触れる機会が多いのですが、数年前と今とでは、作業の進め方が全く違います。

以前は、ある機能を追加するために、関連する資料を何時間も読み込んだり、エラーの原因が分からずに頭を抱えたりすることが日常茶飯事でした。しかし今では、まずAIに「〇〇という目的のために、どんなコードを書けばいい?」と相談します。すると、AIはたたき台となるコードを瞬時に提案してくれます。もちろん、そのまま使える完璧なものではありませんが、これを基に修正を加えていくことで、開発にかかる時間を半分以下に短縮できるようになりました。

もはやAIは、単なる検索ツールではなく、一緒に考えてくれる「賢い同僚」のような存在です。

この変化にどう向き合うべきか

この大きな変化の波に対して、私たち個人事業主や中小企業経営者は、どのように向き合っていけばよいのでしょうか。

「作る側」に回る大きなチャンス

私が最もお伝えしたいのは、これは「仕事を奪われる脅威」ではなく、「新しい可能性を手に入れるチャンス」だということです。

これまでは、多くの人が便利なITツールを「使う側」でした。しかしこれからは、自社の課題に合わせてツールを自ら「作る側」「カスタマイズする側」に回ることができるようになります。

外注コストをかけずに、スピーディーに業務改善のアイデアを試せる。経営者であるあなた自身が、現場で感じている課題を解決するツールを直接生み出せる。これは、特にリソースの限られる中小規模のビジネスにとって、非常に大きな強みとなるはずです。

今からできることとは

「でも、やっぱりプログラミングなんて難しそう」と感じる方も多いと思います。ご安心ください。今すぐ分厚い専門書を読み始める必要はありません。

大切なのは、まずAIと対話することに慣れることです。

普段お使いのChatGPTのようなツールに、仕事の相談をしてみることから始めてみてください。「ブログのタイトル案を10個考えて」「お客様への感謝メールの文面を作って」といった簡単なことで構いません。

そして次のステップとして、あなたの業務の中で「この作業、もっと楽にならないかな?」と感じる部分をリストアップしてみましょう。その課題をAIに投げかけ、「これを自動化するための簡単なプログラムって作れる?」と聞いてみるのです。

AIが提示する答えがすぐには理解できなくても、問題ありません。重要なのは、「AIは、私たちのアイデアを形にする手助けをしてくれる存在だ」という感覚を掴むことです。

まとめ

今回は、AIがプログラミングの常識を覆し、誰もが「開発者」になれる未来についてお話ししました。

プログラミングが一部の専門家のものだった時代は終わりを告げようとしています。これからは、私たち一人ひとりが持つユニークなアイデアや課題解決の視点が、これまで以上に価値を持つ時代になります。

あなたのビジネスに眠っている「あったらいいな」は何ですか。
AIという強力なパートナーと共に、それを一つずつ形にしてみませんか。

これからも、皆さんのビジネスを加速させるAIの活用法について、分かりやすくお伝えしていきたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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